自営業の方の住宅ローン
2019年07月15日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの
波多万行（はたかずゆき）のブログです。
先日、ちょっとご紹介しましたが
最近嬉しかったことの一つに、
ブログをみて
住宅ローンの相談に来たという
お客さんがおられました。
最初にご来店をいただいたときは
売買担当のスタッフが対応したのですが、
一度、話を直接聞いて欲しいとのことで
一昨日、雨の中、弊社に
わざわざお越しいただきました。
F様、ありがとうこざいました🙂
さて、今回は
奥様からのご相談でしたが
ざっくり書くと
“ご主人が父親の会社に昨年、
役員として移籍した。
在籍期間が短いのだが、
住宅ローンは通りますか？”
という質問でした。
住宅ローンの基本的な考え方は
住宅ローンを組もうとしている人が
1、一定以上の収入があること
2、健康であること
3、物件に問題がないこと
などについて審査されるわけですが、
この1について、
もう少し掘り下げて書くと
例えば、
いくら年収が500万円あるとしても
税金を納めていないとか、
勤務年数がまだ1年経っていなくて
来年はどうなるかわからないとか、
勤務先の会社が大赤字であるとか、
収入という数字だけでなく
その背景まで全部を見られます。
ということは、当然ですが
お父さんの会社の役員になっているならば
その会社の決算書を3期分、
銀行に提出する必要があるのです。
会社の決算内容に問題がなければ、
まず第一段階はクリアーとなりますが、
ただ、会社が黒字会社であっても
売上規模が小さいとか
業務内容に不安があるようならば
審査は当然、厳しくみられます😰
“身内の会社に勤務している”
といえば、最近ではこんな例がありました。
収入は年収600万円くらい。
自動車のローンなどは一切なし。
自己資金は200万円くらいは
出してもいい。
いま、親戚の会社に役員として
名前だけを置いていて、
わずかではあるが役員報酬を貰っていて
社会保険もそこで掛けている。
でも、実際には、
別の身内の会社があって
毎日そこで働いており、
そこから主に給料を貰っている。
このケースの場合、
年収は600万円もあり
他に借り入れもないのであれば
十分にローンの審査は通りそうなものですが
なんと、
ゼロ回答＝交渉の余地なし
という結果で否認されました。
なぜならば、
メインの仕事と判断されるのは
健康保険証が発行される
親戚の会社であり、
このメインであるはずの仕事が
わずかばかりの役員報酬では
住宅ローンは通せません、
という結論だったのです。
住宅ローンは
それぞれの方でいろんな背景があるので
不安な要因があるならば
一度、遠慮なくご相談ください。
ちなみに、
お話を伺っているうちに
だんだんと違う問題点が
見えてきました。
新しい家が欲しい奥様と
どうせ実家があるから買う必要なし、と
購入に躊躇するご主人、
買うなら実家の近くに
住んで欲しいと思ってるご両親。
家族内のいろんな人の思惑がまざっていて
簡単には買えそうにないですね（汗）
F様、頑張ってください！
ありがとうこざいます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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