競売にかけられた島
2019年01月10日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの波多です。
昨日のネットのニュースで
こんな記事がありましたね。
すごいですね、
無人島をひとつ丸ごと買収して
お値段なんと160億円‼
神奈川県の厚木基地から、
山口県の岩国基地へと
米軍空母の艦載機の移駐先が移り、
硫黄島からの距離がまた遠くなったので
この鹿児島県にある馬毛島が
候補地に挙がっていたのは2011年のこと。
地権者と金額で折り合いがついて、
このたび、やっと
売買契約をすることになったそうですが、
この島のほとんどを
保有している地権者が
東京の不動産開発会社
というからオドロキです😵
果たして、
この不動産開発会社は、
この島をいくらで
仕入れしたのだろうか?
と、興味津々です🤔
もし仮に
100億円で仕入れたのならば
島を右から左に転売しただけで、
60億円の儲けです。
でも誰も住んでいない無人島を
100億円で買うなんて
いくら沖縄に近い島だからといって
そんな値段はしないんじゃないか
と思うんですけど。
まぁ、僕の予想ですが、
数億円?数十億円?の金額で
島を買い取った資金は
現金で買い取ったか、または
借り入れは殆どしていないのではないか
と思います。
でも、
本当のところはわかりません😅
もう10年以上前の話ですが、
裁判所が行う不動産競売の
開札に立ち会ったときのこと。
瀬戸内海に浮かぶ無人島が
競売に掛けられたことがあります。
買受可能金額は確か、
200万円とか300万円くらいでした。
入札をするためには
保証金を支払う必要があり、
売却基準価格の20%と
決められていますので、
50万円くらいのお金を支払って
入札に参加しています。
この島の競売物件には
入札者が数名いて、
開札のときは
入札された札の金額と入札者を
順番に読み上げていくのですが、
最低売却価額に、
1万円や10万円上乗せで
入札していた人がいましたが、
落札者は、
なんと3千万円くらいの入札金額で
落札してしまいました。
これには会場も
ざわついたのを覚えています。
結局、この落札者は
保証金を流して、
落札を取りやめました。
こんな過去の事例を見ただけに、
話は戻りますが、
この馬毛島、いくらで
仕入れしたんでしょうね⁉
その後の調べで、
なんとこの不動産開発会社は
タストンエアポートという会社で、
2018年6月に破産申立てされていました
負債総額240億円以上。
防衛省の査定が46億円で、
会社の負債が240億円。
この島を防衛省が手に入れるため
債権者には破産申立の取り下げをさせて
160億円で買い取るということは、
債権者は160億円で折れた
ということになり、
つまり、タストンエアポートには
お金は手元には残らないだろう
と思われます…
写真で見る通り、
空港の滑走路のように見えますが、
昭和の時代に安い値段で取得して
今までずーっと島を開発してきて
その負債が積もり積もって
240億円になってしまったのでしょうか。
やっぱり本当のことは
わかりませんね😅
ありがとうこざいます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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