ここだけの話 ペット化物件

東京オリンピック開催延期による不動産トラブル

2020年03月26日

 

 

おはようございます😃

チアーズリアルエステートの

波多万行(はたかずゆき)です。

 

 

 

写真はイメージです

 

 

 

昨日、とうとう東京オリンピックの

開催延期の発表がありました。

 

 

 

東京のコロナウィルス感染者数が

今後、爆発的に増加することが予想され

このまま感染者数が増えて

東京オリンピックを中止する!という

最悪の結論が出る前に

 

安倍首相や関係者の方々が

早期に手を打ったのだと思いました。

 

 

 

 

案の定、今日のニュースでは

感染者数が1日に40人を超え、

感染経路不明とい方も

多くいらっしゃるとのこと。

 

 

 

東京オリンピックの開催中止という

最悪のシナリオは免れましたが、

1年延期するだけで

経済損失も数兆円になると聞きました。

 

 

 

 

さて、その損失の一つ、

不動産について書こうと思います。

 

 

 

 

それはニュースでも出ていますが

選手村の跡地を利用(改装)して

分譲マンションにして販売する

という計画、”晴海フラッグ”です。

 

 

 

 

総戸数4145戸の超巨大なプロジェクトで

945戸が販売済みというから、

購入された方は今後の計画が

大きく狂ってしまいます。

 

 

 

 

そもそも引き渡しまで

最長で5年あるというので、

これが更に1年も延びれば

子供は小学校を卒業してしまいそうですね。

 

 

 

そこで、このような場合は

すでに締結した不動産売買契約の

解除を申し出たいというところです。

 

 

 

でも、不動産売買契約書の条項には

売主、買主、いずれの責にも帰さない理由で

引き渡しの日が延びたとしても

異議申し立てできない

ということになっています。

 

 

 

それでも、どうしても

契約解除を希望する場合は、

手付金を放棄して契約解除するか、

場合によっては

違約金を払って契約解除という

手続きもあり得ます。

 

 

 

 

今回は売主が

民間の会社ではないはずなので

たぶん柔軟に対応してくれるのではないか?

と、多少の期待ができますが、

どちらにしても買主さんにとってみると

引き渡しの1年延期は

本当に大きな被害を受けたことに

なるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

いずれにしろ

一日も早くこのウィルス被害が

収束することを願って止みません。

 

 

 

みなさんもくれぐれも

お気をつけ下さい。

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

波多万行(はたかずゆき)

チアーズリアルエステート