工事挨拶でお願いするときは
2019年11月21日
こんにちは😃
チアーズリアルエステートの
波多万行（はたかずゆき）のブログです。
このたび、
岡山市北区庭瀬にある中古住宅を
買い取る予定があります。
県外に住まわれるお子さんと
同居されるとのことで
今回、売却の話のご縁がありました。
新築されてから
15年くらい経ちますが
平家の家で敷地が広く
比較的、新しくて
程度のいい中古住宅なのですが、
この物件の残念なところは
駐車場のスペースが
1台分もないという
とても割り切った住宅です。
元々は、
ご年配のご夫婦が
お住いになられていて、
車に乗る習慣がなかったのでしょう。
一般的には、
田舎町なので、駐車場は
最低でも2台は必要で、
この家を買い取った後には
外構部分になるところは駐車場へと、
大掛かりな改修工事をする予定でいます。
さらには、
建物の南側には広い庭があって
大きな木が植えていたりするのですが、
綺麗に整備してあげると
家庭菜園をするには格好のスペースとなるので
庭の整備も併せてすることにしました。
この物件は北側にのみ
道路に接道していて、
駐車場の整備は
道路側からすぐに作業できますが、
南側の庭の工事では
建物の横の通路部分を通って
整備しなくてはなりません。
ところが、その通路は
重機を入れるのには十分な広さがなく、
隣接するアパートの駐車場から
重機を入れて工事しなくてはならないようで
お隣さんの敷地を
お借りしないといけません。
こういうケースでは
隣地の土地の所有者から、
敷地に入らせてもらって工事をする承諾を
いただけるかどうかが肝となります。
例えば、もしこれが
境界の立ち会いだったりすると
不動産の売買契約そのものが
反故になる可能性もあるので、
どうしても承諾を得なければならない
というケースもよくあることです。
誰かにお願いをするとき、
そして、その承諾が必要なとき、
相手方にそのお願いを伝えるときには
言い方、伝え方があります。
例えば、今回のケースだと
庭の整備をするために
敷地をお借りしたいのですが
よろしいでしょうか？
という尋ね方は、
よろしいでしょうか？という言葉が
相手方に不安を与えてしまい
ちょっと待ってください、とか
すぐには返答できません、とか
よろしいですか？と聞くことで
ダメですという選択肢を
相手に与えてしまいます。
こういう場合は
相手に尋ねるのではなく、
敷地をお借りしたいので
宜しくお願いします、と
敷地が借りれることを前提として
話をしなくてはなりません。
もちろん
相手の方に不安を感じていただかないよう
きちんとした資料を事前に準備して
ご迷惑はおかけしないということを
分かっていただけるように
丁寧な挨拶が必要です😅
たまたま今回は
こういう例えで書きましたが、
こういう話し方は、ある意味、
テクニックのようなものがあるので
勉強されたことがない方は、
応酬話法について
学ばれてはいかがでしょうか？
以前のブログにも書きましたが
営業の極意を書いたこの本、
中村信二先生の
営業の魔法
ふとしたときに手に取って
読んだりしています。
ストーリーになっているので
とても読みやすく、
営業の基本的なノウハウが書いているので
とても勉強になります。
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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