大家さんの承諾がないと入居できません
2019年01月31日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの波多です。
この時期になると
人の移動も始まってきて、
賃貸物件のお問い合わせも
だんだんと増えてきます。
これから3月末までが
どこもピークを迎えますね。
進学、就職のために
アパートを入・退去する方や
転勤で家族ごと引っ越すなど、
引っ越しするという話も
よく耳にするようになりました。
そんな中、先日は
福祉の関係に勤めている知人から
先日、部屋探しの依頼がありました。
部屋を探している方は
軽度の障害を持たれている方で
いわゆる、
社会的弱者という立場の方です。
これまで
実家暮らしだったのですが、
このたび親元を離れて
一人暮らししたいので
部屋を探して欲しい
という依頼です。
障害の程度は
僕にも詳しくわからないのですが、
一人暮らしするには支障はないものの
仕事がまだないので
生活保護を受給する予定だ
と言います。
果たして、このような案件で
入居可能な物件があるのかどうか、
弊社賃貸スタッフの友光に
探すように伝えましたが、
難しいと思います
と言います。
昨今は、賃貸物件の入居には
必ず、家賃保証会社の
審査を通すことになります。
入居審査では、過去の返済で
ブラックの扱いになっていないか、
勤めをちゃんとしているか、など
家賃を確実に払う能力があるかを
審査されるのですが、
今回のように、
仕事が決まっていない、
生活保護を受給する予定である、
など、不確実な要素が多いと
審査が通らないケースが多いです。
また、仮に
保証会社の審査が通ったとしても
社会的弱者という理由で
大家さんから断られるというケースも
まだ少なくありません。
つい先日も、
宅建協会の法定研修会で
障害がある人や高齢者の方の入居では
差別はしないように！
と、指導がありましたが、
賃貸物件の入居手続きに、
大家さんは入居者さんと会うことなく
どんな人かわからないので
入居申し込みだけを見て
すぐにダメと言われる方も多いです。
仲介業者である我々は
入居者さんのことをよくヒアリングして
問題ないことを確認したら
大家さんと交渉することも
必要だと考えます。
でも、理解がある大家さんでも、
実際に管理するのは管理会社のため、
大家さんと交渉しようにも
管理会社さんが窓口になるので、
これもひとつの壁になっています。
また逆のことも考えられますが
賃貸不動産業者の中には、
どんな不良入居者であっても入居させて
仲介手数料だけ貰えばあとは知らない、
あとはその物件の管理会社が管理するから、
どんな入居者でも入居させてしまえ
という悪質な業者もいるみたいなので
管理会社も大家さんも
慎重にならざるを得ないという
事実もあります。
なかなか現場は難しいことも
多いのです😰
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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