ここだけの話 ペット化物件

境界ブロックの位置が違う（汗）

2018年11月18日

 
 
おはようございます😀
ペット可、築浅、デザイナーズ賃貸と
不動産売買のチアーズリアルエステート
代表の波多です。
 
 
 
 
 
 
工事完了の検査が終わった現場。
 
 
 
 
 
 
最終の確認に行ってみると
現地の境界プレートが貼れていない
箇所がありました。
 
 
 
 
 
 
よーく見てみると、
なんと4cmくらい‼️
新しく設置した境界ブロックが
越境しています（汗）
 
 
 
 

なんでこんなことになるんでしょうね。。。

 
 
 
 
 
 
 
境界ブロックの厚みは12cmと
しっかりしたものを選んで
一直線に綺麗に設置できているのに
 
そもそも施工する点がズレていては
元も子もありません。
 
 
 
 
 
 
施工された業者さんは
最初に点が出ていなかったと
言われますが、
点が出ていないと
施工がそもそも出来ませんよね。
 
明らかに
施工業者さんのミスです。
 
 
 
 
 
 
 
 
どうやら、道路に設置した
新しい可変側溝の外面に合わせて
設置をしてしまったようです。
 
 
 
 
 
 
いきさつ、理由はどうであれ、
境界ブロックのやり替えは
免れません。
 
 
 
 
 
 
新品の綺麗なブロックを壊して、
一からやり直しです。
 
 
 
 
 
 
 
昨日、工事が完成して、翌日から
また壊し始める段取りをしていると
 
お隣の地主さんが出てきて、
外構業者さんにこう言いました。
 
 
 
 
 
 
せっかく付いたのに、
もったいないわ。
もう、壊さんでもええから
越境している土地の面積の分だけ
お金を払ってくれたらええわ、
わしが計算したら4万円じゃ。
 
 
 
4万円の根拠はどこから？って感じですが…
 
 
 
 
 
要するに、
この境界点は民民境界なので、
 
売買の坪単価 × はみ出ている面積
をざっと計算すると4万円になり、
 
この金額をもって、
境界点を4cmずらしてもいい
と言われたんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
境界ブロックを
一からやり替えすると
何十万円もする工事代の負担がかかるし
 
本来なら測量しなおして、
越境している部分だけ分筆して、
所有権移転しないといけませんが
 
そこまでせんでもええ‼️
と言われます。
 
 
 
 
 
 
 
たしかに、
4万円で話が付くなら
そのほうが負担が少ないので、
結局。それで解決することに。
 
 
 
 
 
 
 
 
ただし、
私たち不動産業者としては
お金を払って終わり。
いうわけにはいきません。
 
 
 
 
現状では、
本来の境界位置から、
境界ブロックや道路側溝が
越境していることになっているので、
 
現地にて双方が確認して、
民民境界の変更の覚書を作って
お互いが記名押印して
書面で記録を残さなければ
 
将来、トラブルになる
可能性もあるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、
実は、地主さん側の建物だって
軒先きが空中で越境していて、
 
本当はこれもキチンとしないと
いけないんですけど、
これについてのお金は
話がややこしくなるから、
求めませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
不動産の権利や、境界位置などの
双方の取り決めには、
不動産業者や司法書士を通して
書面で約束事を交わすことが
とても大事です。
 
 
 
 
 
ナァナァの約束事にならないよう
なにかお困りごとがあれば
ご相談ください。
 
 
 
ありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
波多万行
チアーズリアルエステート
 
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