先輩不動産屋さんから教わった、不在地主を探す方法
2018年11月30日
おはようございます。
チアーズリアルエステートの波多です😀
一昨日は
岡山ブロック不動産クラブ
という会の忘年懇親会がありました。
（写真を撮り忘れました）
岡山県内の”青年会議所”という
経営者の団体に所属している
現役会員やOBが集まって、
不動産業者はもちろん、
不動産に関わる建築・建設業の人や
弁護士や司法書士といった士業の人たちが
定期的に集まって、勉強会をしたり、
懇親、親睦を深める会です。
多くは、岡山、倉敷、
津山、総社、西大寺、玉島、児島の
各青年会議所のメンバーで、
今回は24名の
メンバーが集まりました。
この会の良いところは、
学びの場があること。
弁護士の先生が「民法」の話をしたり、
社労士の先生が
「働き方」についての話をしたり、
議員をされている先生が
これからの街づくりを話したり、
講師の先生がメンバーだったりするので
メンバーと距離が近く、
職種が異なる人でも
とても多くの学びがあります。
また、
”近況報告会”というものがあって、
みなさんがそれぞれの
仕事やプライベートで起こった出来事を
近況報告するのですが、
これがなかなか
こんなことをしたら
これだけ儲かった！とか、
あんなことしてみたら、
こんだけ損した！といった、
実際の数字を交えながら
成功と失敗の話を聞くことができて
とても面白いです。
僕は最近の
境界に係るトラブルと
私道のトラブルについて
話をしました。
そこでひとつ、良い話を
教えてもらったのは
不在地主を探す方法です。
よく空家や荒地があって
所有者がどこに住んでいるのかわからない
ということがあり、我々は
これを不在地主の物件
と呼んでいます。
そんな不動産でも、
固定資産税の滞納による差し押さえが
されていない場合は、
本人（または身内）が違う場所に住んでいて、
キチンと税金を納めているということです。
このため、岡山市の
資産税課の窓口では
この地主さん（または身内）の人が
どこの誰だか把握していますが、
全く関係のない第三者には
絶対に教えてくれません。
空家の所有者を探すために
不在地主の不動産の近隣の人に
「この空家の所有者は
どこにお住まいですか？」
と尋ねて回っても、
教えてくれることはまずありません。
それでも、
どうしても知りたい、
接触しなければならない、
というときがあります。
そんなときは、
その不在地主の不動産の
隣地の人にお願いして、
隣の家の人の土地の
境界確定をしてもらうんだそうです。
もちろん費用はこちらが負担します。
隣地との立ち会いが必要だからです
土地家屋調査士に依頼すると
境界を立ち会いしてもらうために
不在地主と連絡が取れるんだそうです。
なるほど、
確かにそうですね。
費用こそかかりますが、
大きな案件を触るような場合は
他人の土地の境界確定を費用を払っても
たかだか知れた費用です。
またひとつ勉強になりました。
僕もいつか
そんな大きな案件を触ってみたいです。
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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