住宅ローンを利用して投資してはいけません
2019年02月18日
おはようございます😁
チアーズリアルエステートの波多です。
先日、僕の友達から
不動産の運用についての
相談がありました。
数年前に、住宅ローンを組んで
住宅を建てたものの
理由があって、その家を使わなくなった、
ついては、その家を
貸した方がいいのか、
売った方がいいのか、
どっちが良いの?
という質問でした。
このような質問は
よく相談を受ける質問です。
住宅ローンの支払いは
金利が安く、返済期間も長いので
月々の支払い額はかなり
低い金額で抑えられます。
それに対して、築年数の新しい
一戸建てのマイホームを人に貸すと
どこのエリアであっても
10万円以上の家賃は貰えると思います。
貰える家賃が10万円で、
月々の住宅ローンの支払いが7万円なら
毎月の差額は、
3万円の”儲け”です。
家賃収入がある
大家さんになったような気分ですね。
でも、
安易にこう考えるのは
ちょっと待った!ですよ😅
これは、銀行との約束を
破っていることになるので、
もし何の相談もせずに
人に貸していることが見つかったら
とても面倒なことになります😰
住宅ローンでお金を借りる契約を
金銭消費貸借契約と言いますが、
この契約書の内容をよく読むと
賃貸するための利用は不可、とか
自ら居住するための利用に限る、など
必ずそのような記載があるはずです。
自己の居住用だから、
返済の期間も長く、
金利も優遇金利を
適用してくれているのであって、
もし人に貸すならば、
残った借り入れ金額の分は
投資用のローンに切り替えられて
返済期間が短くなったり、
優遇金利も無くなって
1%前後の住宅ローン金利から
2〜3%の金利へと引き上げられることが
予想されます。
急な転勤だとか
いずれ帰る予定があるとか、
銀行が認めてくれる正当な理由があれば
そのままでもいいこともありますが
まず一番に、
銀行に相談することです。
人に貸したあとから
銀行に見つかって、
一括返済を求められようものなら
目も当てられません😱
いろんなケースがあって
一概には言えませんが、
僕は、使わない不要な不動産は
欲しい人に譲るべきだという考えです。
上手に運用できて
資産が自分の手元に残ればいいですが
人に貸すということは
それだけ手間もかかるし、
またリスクも抱えることになります。
不動産の運用や処理について
よく分からないときは
遠慮なくご相談ください😁
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
【物件検索とお問い合わせはこちら】
◆ペット可、築浅、
デザイナーズのチアーズ賃貸◆
岡山市北区大元一丁目11-22
☎︎086-230-6720