ここだけの話 ペット化物件

お互いさまの気持ちで、協力してできた仕事

2019年07月5日

 

 

 

 
 
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は、
区画整理地内の土地の売買の
お取引き(決済)があります。
 
 
 
 
 
 
 

岡山県南広域都市計画事業

西部第4地区 土地区画整理事業の位置図
 
 
 
 
 
 
この位置図は
北長瀬駅周辺や西長瀬周辺の
区画整理事業を表していますが、
この区画整理により
ぐっとこの周辺の土地の
価値が上がりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“区画整理事業”とは
下の図にあるようなことを言います。
 
 
 
 
 
 
 
昔の街並みでは、
水路が田んぼの中を走り、
家が建つ敷地の形状も
地形に合わせて様々でしたが、
区画整理をするとこんな感じになります。
 
 
 
 

岡山市のHPから引用させていただきました

 
 
 
 
 
道路も水路も綺麗に整備され、
それぞれの敷地もきちんと測量されて
綺麗な整形地へと変わります。
 
 
 
 
 
ゆえに、
区画整理事業がされると
土地の価値が上がるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
岡山市の西部エリアでは、
次にされる”第5区画整理事業”は、
 
日吉町や北長瀬本町など
大安寺中学校・高校の周辺
と言われています。
 
 
 
 
 
 
あの辺りは
市街化調整区域もあり
区画整理事業によって市街化区域になると
土地の価値がまた高くなり
綺麗で便利な街並みになるので
早くならないかなぁと
楽しみにしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、区画整理されると
こんな図面が作られます。
 
 
 
神戸市のHPから引用させていただきました
 
 
 
 
区画整理されると、このように
それぞれの土地に寸法が入って、
地積も確定するのですが、
 
 
今回の土地の決済では
土地の引き渡し前までに
測量して、境界を明示すること
という条件が付いていたので、
土地家屋調査士の先生が
測量をされました。
 
 
 
 
 
 
すると、(いつものことながら😅)
お隣の土地の境界ブロックの
基礎の部分において、
 
ほんの数センチの
越境してきていることがわかりました。
 
 
 
 
 
 
 
民民の境界なので
お互いの話し合いで境界の位置を
少しずらすことも可能なのですが…
 
 
この辺りは
区画整理されているところゆえに
10軒分ほどの土地がまとまっている
1ブロック全体の土地の寸法は決まっていて、
 
1つの区画を調整すると
その他の土地の区画に影響してしまう
とのことで、やむを得ず
越境部分は分筆して、
残った細長い土地は隣の人へ
贈与することになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここで素晴らしい方だなぁと思ったのは
売主さまのご理解と、
関係者の方々のご協力です。
 
 
 
 
 
 
越境しているのは
隣地の人にも関わらず、
 
越境部分を分筆する費用や、
残った土地を隣地の人に
譲渡する登記費用まで
 
全てを売主さんの負担で
してくださったのです。
 
 
 
 
 
 
 
もちろん
測量した土地家屋調査士の先生や
登記をしてくれる司法書士の先生には
なるべく費用は安く抑えていただき、
 
売主さんに丁寧に説明してくれた
仲介業者さんの皆さんのおかげで
うまく話がまとまった訳ですが、
 
 
この土地の取り引きに関わったみなさんが
“お互いさま”の気持ちを持っていたから
円満な解決ができたと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
みんなで協力して
問題を解決するという作業は
とてもいい仕事でした。
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 

波多万行
チアーズリアルエステート
 
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