ここだけの話 ペット化物件

お互いさまの気持ちが大切です

2018年11月22日

 
おはようございます😀

ペット可、築浅、デザイナーズ賃貸と
不動産売買のチアーズリアルエステート
代表の波多です。

 
 
 
 
 
 
昨日は、ご自宅の売却の
媒介(仲介)を受けた現場で、
解体業者さんと一緒に
現場の立ち会いをしました。
 
 
 
 
 
 
 
地図や写真では見えてこない
現場の状況を確認して、
 
問題なくこの不動産が
新しいお客様にお引渡が出来るように
事前に調査しておく必要があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
不動産業者の、ある意味
一番大事な作業だといっても
過言ではありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
建物は解体をする予定なので
建物自体をチェックする必要はありません。
それよりも土地の様子です。
 
 
 
 
 
 
 
 
敷地をぐるり一周すると
いろんなことが見えてきました。
 
 
 
 
 
東南の角地なので、
東道路と南道路は
岡山市所有の道路が接道しています。
 
 
 
 
ゆえに、
境界でモメるようなことはありません。
道路には上水道、下水道、
それに都市ガスも入っているようです。
 
 
 
 
 
 
 
北側の家の方は、
最近新しく家を建てられたようで、
北側の家の方と
境界立ち会いを最近された模様です。
 
 
 
 
 
上の写真のとおり、
この物件の北の境界ブロックには確かに
境界プレートが貼ってありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ところが西側はどうでしょう。
 
地図や公図では何も書いていませんが、
現地では明らかに水路が見て取れます。
 
⬇⬇⬇
 
 
 
 
果たしてこの水路は
誰のものでしょうか?
 
 
 

 

 
 
 
公図を見てみると、
お隣との敷地に水路のようなものは
見受けられません。
 
 
 
 
 
 
水路の部分に
青い線を書き足してみました
 
 
 
 
 
 
現況では、

このように水路が走っています。

 
 
 
 
 
 
これは、
昔の団地によくあることなのですが、
お互いが自分の敷地を出し合って
雨水や浄化槽の排水を流すための
水路だったと思われます。
 
 
 
 
 
今でこそ、
下水道の引込みがされているので、
この水路は雨水だけを流す
水路のようですが、
この水路をふさがれるようなことがあっては
みんなが困ります。
 
 
 
 
 
 
境界確認をして、
お互いが水路部分を出し合っているという
確認が必要ですね。
 
 
 
 
 
 
もし、
どちらか一方の土地だとしたら
こっちへは水を流してもらっては困る!
と言って、
雨水を側溝へ流せない
可能性もあるのです。
 
 
 
 
 
 
 
最近はこうして、
土地を引き渡す前には
必ず境界確定をして
土地の決済をすることが
普通になってきました。
 
 
 
 
 
 
これ自体は良いことですが、
土地の境界を明確にする
   =  敷地の権利を主張する
ということが前に出過ぎていて
 
お互いさま
という精神を忘れているような気がします。
 
 
 
 
 
 
 
 
ギスギスした世の中にならないよう
いつもお互いさまの精神で
お付き合いが出来るといいですよね。
 
 
ありがとございます。
 
 
 
 
 
波多万行
チアーズリアルエステート
 

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