隣の土地は借金してでも買え
2019年09月9日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。
隣の土地は
借金してでも買え
という言葉を聞いことありませんか?
自分が持っている不動産の
隣の土地が売りに出たら
この言葉がよく使われますよね。
これにはどういう意味があるのか?
という質問が来たので
今回はこれについて考えます。
正直、
よほどの資産家でなければ
そんな趣味で土地を買い集める必要は
ないと思ってます。
でも、以下の2つのケースなら
先述の”隣の土地は借金してでも買え”に
当てはまるような気がします。
(実はもう1つ、別の意見もありますが)
その1つとは、
旗竿形状の土地
を所有している場合です。
こんな形の土地を言います
上の写真は、
たまたま売り出ししている
売り土地の資料を貼ったものですが、
旗竿形状の敷地の場合、
“旗”の位置に住宅を建てて、
“竿”の部分は延長敷地と呼んでいて、
縦列の駐車場にしたりすることが
一般的です。
この延長敷地の部分が長すぎると
デッドスペースが増えてしまったり、
延長敷地の幅が2mしかない場合は
車を停めることが難しいので
使いづらい土地となっているケースが
多く見受けられます。
そもそも、なんで
こんな敷地形状になるかというと
建物を建てる土地は、
建築基準法上の道路(4m以上の幅員)に
最低、2m以上の接道があること
という条件があるからです。
縦長の敷地を2区画に割る場合に、
手前には整形地の土地を作り、
奥には、家を建てるために
最低2mの延長敷地をを接道させて、
土地の区割りをするからです。
こうして出来た
延長敷地がある土地も、
将来、建て替えをするときになると
建築工事がやりにくくなることもあり、
もし、
手前の整形地が売りに出たら
借金してでも買うと
自分の土地の価値が上がる
ということになるのです。
そして、もう一つは
狭小宅地を持たれている方が
隣の土地を手に入れることで、
40坪や50坪になるのであれば
借金してでも手に入れたほうがいい
というケースです。
ここでいう狭小宅地とは
20坪とか30坪など
一般的な住宅メーカーでは
なかなか建てることが難しい土地をいい、
隣の敷地を引っ付けることで
敷地の間口が広くなり、
駐車場が並列で2台停められたり、
建築工事もしやすい形状にすることで
自分の持っている資産価値が
さらに上がることが期待できるのです。
どちらにしても
いま所有している
自分の土地の資産価値を
上げるためであり、
上記の2つのケースに当てはまるなら
検討してもいいかも知れません。
でも、実はもうひとつだけ
借金してでも買うと良いケースがあります。
それは、
自分の実家の隣に
売り物件が出た場合です😆
奥さんや子供たちがいるので
同居は出来ないけれど、
ほどよい距離に親子が住んでいて
いつもお互いに頼れる存在であれば
これほど素晴らしいことはありませんね😄
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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