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賃貸物件の設備のメンテナンスは誰がするの?

2019年09月4日

 

 

 

 
 
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。
 
 
 
 
  
 
 
先日、
チアーズが管理している賃貸物件の
店子(✳︎たなこ=入居者)さんから
 
物件の設備のメンテナンスついての
お願いがありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
✳︎ 店子さんとは
 
“店子さん”は主に事業用として
お店や事務所に入られている入居者さんを
意味して使っています。
 
居住用物件では
“入居者さん”と言うことが多いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、その店子さんからのお願いとは
 
お店(飲食店)で使っている
トイレがずいぶん古くなってきていて
(大家さんの負担で)
交換してもらえないですかね??
 
というものでした。
 
 
 
 
 
 
恐る恐るお願いしてこられた
店子さんの代表者の方は、
 
実は、心のなかでは
本当は自分が直さないといけないのは
分かってるんですけど…(汗)
という本心が伝わってきた辺りは、
 
 
とても真面目なオーナーさんなのだろうと
誠実にお店を営業されていることか
伝わってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
飲食店などの
店舗の賃貸物件では
 
居抜き物件と呼ばれる
 
厨房機器や空調、什器などか
そのまま残っていて
すぐに営業が可能な賃貸物件と、
 
 
スケルトン
と呼ばれる
まったくの空っぽで
なんなら間仕切りまで取っ払っていて
設備も何もない空っぽの物件があります。
 
 
 
 
 
 
 
後者のスケルトン物件は
初めから設備も何もないので、
基本的には、借主が全ての設備を
自分の資金で設置します。
 
 
 
 
 
 
 
入居時には多額の資金が必要ですが、
自分の好きな間取り、仕様、
雰囲気を作ることができ、
お店のオリジナリティを
出すことができますよね。
 
 
 
 
 
 
 
予算をしっかりかけるところは
一店舗あたり数千万円の費用をかけて
店舗を改装するのですが、
 
当然、利益を出し続けて
その費用を回収しなくてはならず、
ある意味、リスクの高い投資です。
 
 
 
 
 
 
 
さらに、何年も使っていると
自分で設置した物だけに、
 
設備の調子が悪くなれば
自分の責任でメンテナンスを
定期的にしなければなりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
居抜き物件の場合は、
設備の所有権は貸主にあり、
 
設備のメンテナンスの
責任の所在については
 
入居時に、あらかじめきちんと
メンテナンスの内容を
明確に決めておく必要があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、
天井カセットエアコンなど
もし壊れたときに修理する場合、
多額なコストがかかりそうなものは
どっちが直すのか
ちゃんと決めておく必要があります、
 
 
 
 
 
 
 
 
家賃に反映されているような設備ならば
貸主の負担でメンテナンスする必要がある
と思われますが、
 
 
水道のパッキンや照明器具などの
消耗品と呼ばれるものから
 
使い方によっては
壊れてしまうようなもの、
 
例えば、ドアや襖などの建具や
トイレやキッチンの詰まりなどは
 
使用者の責任でメンテナンスする
必要があると思われます。
 
 
 
 
 
 
 
 
これから店舗を借りようとしている人は
契約書の内容を事前によく読み込んで、
 
 
“もしトイレが壊れたら?”
 
“もしテナントが雨漏りしたら?”
 
“共用部分や看板の電気代は?”
 
“居抜き物件に付属している
  冷蔵庫が壊れたら?”
 
“排水管が詰まったときは?”
 
 
 
 
 
これらの
いろいろと考えられる不安な要素は
最初にしっかりと話を聞いておき、
 
メンテナンスの内容について
明確に書面に残しておけば
後々、トラブルになることはなくなり
貸主も無く借主も安心です。
 
 
 
 
 
わかりやすい言葉でいいので
必ず書面で保管することをお勧めします。
 
 
 
 
 
ありがとうこざいます。
 
 
 
 
 

波多万行
チアーズリアルエステート
 
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