銀行にひとたび迷惑をかけると取引させてもらえません
2019年06月5日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。
先日、分譲マンションの
買取査定があったお客さんのことを
少し書こうと思います。
これまで家族で
平和に暮らしていたのに
ご主人の病気により
収入が減ってしまい、
家計は赤字に転落することに…😰
今は預貯金を取り崩して
なんとか生活しているものの
いずれ手元の資金も
底をつくのが目に見えていて
これ以上、持っている貯金を
使い果たしてしまうと
老後の生活が心配だからと
これまで住み慣れたマンションを
手放す決心をされたとのことでした。
チアーズリアルエステートでは
中古の分譲マンションの
買取→再販もしているため
頑張っていい数字を
提示したかったのですが
なかなか値段が付きにくい物件だったので
金額の折り合いが付かず、
残念ながらお手伝いすることは
出来ませんでした。
ここでいう
“金額の折り合いがつかない”とは
住宅ローンの残債>買取金額
という式となり
不動産を売っても借金だけが残ってしまう
という図式です。
今回のように
支払いがしんどいからといって
買取業者さんに物件を買い取ってもらう
ということはよくあることですが、
不動産の売却する価格が、
借入金を上回れば全く問題ありません。
お釣りが返ってくるので
次の新しいスタートが切れますよね。
ところが、もし
その不動産を売った価格より
借金のほうが多い場合、
抵当権を抹消することができないので、
足りない分は追い金で返済するか
事前に銀行(保証会社)と相談して
幾らか銀行に泣いてもらわなければ
なりません。
足りない分を追い金するのは
仕方のないことですが、
きちんと返済した履歴が残ります。
ところが、銀行に泣いてもらう場合は
銀行から借りていたお金を返さない
=銀行に迷惑をかけることになるので
今後、その銀行とは一切、
取引することができないでしょう。
時々あるのですが、
どこかの不動産業者に
買取してもらった後から
息子さんの名前などを使って
“やっぱり買い戻しさせて下さい”
という要望があっても
本人はおろか身内に至るまで
いったん銀行に迷惑をかけたら
その銀行(保証会社)とは取引できない
ケースがあるということを
知っておくべきです。
わざと銀行の
借り入れ金を飛ばして
身内が安く買い戻すのではないか?
と見られるからです。
いろんなケースがあるので
この場でうまく説明することができませんが
住宅ローンの支払いが
しんどくなったときは
なるべく早めに‼
まず、私たち不動産業者に
相談してください。
きっとお力になれると思います。
ありがとうこざいます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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