本格木造住宅の査定は難しいです
2019年04月17日
おはようございます😁
チアーズリアルエステートの
波多万行(はたかずゆき)のブログです。
中村建設様の施工事例写真をお借りしました
ありがとうございます😅
昨日は午後から、
福山まで物件の査定に行ってきました。
友達の奥さんの実家の
中古住宅の売却案件です。
2年半前に
リフォーム済みの中古住宅として
購入されたばかりなのですが
家族の事情で
別のところに住み替えることになり
いらなくなったので
手放そうと考えている
と、売主さんは仰られます。
平成5年に建てられた
入母屋造の本格和風建築の家で、
土地は120坪超の広さがあり
建物も60坪弱の広さで
7DKもの部屋数です。
この家を建てたのが
銘木屋さんだったそうで、
一枚板を使った階段や欄間など
高級木材をふんだんに使っていて
とてもびっくりしました。
さて、このような
高級和風住宅を査定するのは
本当に難しいです。
2年半前に外壁塗装もされ、
お風呂やキッチン、トイレなどの水回りも
きちんとリフォームされていて
十分に綺麗だし、
躯体も、使われている材料が良いので
まだまだ何十年も住めそうな家です。
ところが、
26年を経過している建物では
木造住宅の耐用年数を超えているため
簿価上では、
ほとんど価値がない建物に
なってしまいます。
また、家だけではありません。
道路の向かい側にはお墓があるし、
(これはマイナスポイント)
土地の形状や接道の状態、
前面道路の広さや日当たり、
周辺の施設の環境など
総合的に判断していきます。
岡山と違って、福山なので
人口が少ない分、
購入される人も当然少ないわけで
多少の割安になることも
考慮しなくてはいけませんでした。
岡山の価格なら3千万円ちょっとの
金額をつける物件でしたが、
1割減の2,700万円くらいかな
という判断でした。
もちろんこれは
仲介で売り出す時の価格です。
あとは売主さんが
この金額で納得してくださるか
判断を仰ぐことになりました。
なお、売主さんの都合によっては
仲介で、時間をかけて
販売するのではなく、
不動産業者の直接買取を
希望されるケースもあります。
この、
仲介で販売または、
買い取りする場合の
不動産業者の気持ちを
明日のブログで書こうと思います。
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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仲介なのか、買取なのか