市街化調整区域の農地の売買について
2019年01月15日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの波多です。
昨日から始まった造成工事。
約300坪の田んぼに
綺麗な真砂土が入っていきます。
ここは僕の実家がある
岡山市北区白石の
市街化調整区域内の農地です。
本来、田んぼ＝農地を売買するには
農業従事者資格を持つ人しか
購入することができない土地ですが、
兄の会社で駐車場が足りておらず
露天駐車場として利用する
という条件で
農地転用許可を申請したところ
晴れて許可をいただけたので
これから駐車場へと造成します。
市街化調整区域内の農地であっても
農業振興区域内でもなく、
農地の種類も、2種農地だったので
農地法5条許可を得て、地目が、
田から雑種地への永久転用
ができることになりました。
露天駐車場や資材置き場など
ちゃんとした理由があり、
もちろん、その用途で使うなら
市街化調整区域の農地でも
法人で買い取ることは可能です。
数年前のことになりますが、
市街化調整区域内で、
農地転用許可申請をしたときの
その理由の通りに土地を使わずに
すぐに土地分譲をしたりする
法の抜け道があったので、
市街化調整区域の農地が
乱開発されました。
平成27年には、岡山市が
3年間の一時的な転用は認めるが
3年経ったらまた農地に戻すこと
というルールを定めて、
市街化調整区域内の
開発行為にはずいぶん厳しく
目を光らせるようになりました。
そのせいで一度は
市街化調整区域内の宅地開発は
落ち着いたのですが、
いま、また別の方法で
調整区域の宅地の開発がされています。
法律の定めもなく
違法行為ではないので、
岡山市も乱開発を防ぐならば
法律を改正して
縛りを設けるしかありません。
どうやら、50戸連たん制度による
個人の開発許可も
もうやめようかという話が
市議会ではでているようですよ😰
ちなみに、今回の土地は、
本当に露天駐車場として利用するので
何の違法性もないですからね😗
ありがとうございます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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