新築住宅では、まず建物表題登記を行います
2019年01月11日
おはようございます😀
チアーズリアルエステートの波多です。
1月、2月は、
新築住宅の引き渡しが何件かあって、
いま、引き渡しの準備をしています。
新築建売住宅の場合、
土地の上に建物が建っていますが、
実は、建物の登記はまだされていない
というケースがほとんどです。
お客さんが気に入ってくださって、
不動産売買契約も済ませて、
住宅ローンも通ったら
晴れてご成約となり、
銀行と金銭消費貸借契約=金消契約を
済ませる前後で、
建物表題登記
という登記を行います。
その土地の上に
こんな建物が建っています
という建物の登記のことを言います。
例えば、チアーズの事務所の
建物表題登記がされたときの
登記簿謄本の写しがこちら。
表題部という枠の中に、
建物の詳細の記載があります。
土地の番号(地番)、
木造合金メッキ葺2階建の事務所、
1階、2階の床面積などの記載があります。
そして、よく見ると、
その下の段は空欄になっていて
何の記載もありません。
本来ならば、
表題部の枠の項目の下には
2の枠があり、それぞれ
権利部(甲区)=所有権に関する事項
の記載があったり、
権利部(乙区)=所有権以外の
権利に関する事項
が、あるはずなのですが、
何も書かれていないんです。
3つの枠に分かれています。
この、建物の
詳細だけが記載される登記を
建物表題登記といい、
イオン銀行の住宅ローンなどは、
金消契約までに
建物の表題登記をする
必要があります。
ちなみに、
残代金を支払うと
建物保存登記をします。
保存登記をすると、
登記簿謄本の表題部の枠の下に
権利部の2つの枠が追加されて、
その建物が誰の所有か、
抵当権がいくらあるか、
という登記がされるのです。
最初の話に戻りますが、
引き渡しの準備には、このように
建物の表題登記もありますが、
引き渡し前に、
看板やスリッパの撤去、
物件の外の草を抜いたり
掃き掃除をしたり、と
購入されたお客さんに
綺麗な状態で引き渡せるように
準備するのも大事な仕事です。
お引き渡し前のお客様、
どうぞ楽しみに待っていてください😀
ありがとうこざいます。
波多万行
チアーズリアルエステート
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